ピエール・ルメートルの「天国でまた会おう」を読みました

ピエール・ルメートルの「天国でまた会おう」を読みました。とっても面白かったです！一気読みでした。「その女アレックス」の人です！カミーユ警部シリーズは陰鬱で後味も微妙で面白いけど好きにはなれませんでしたが、（でも続編を楽しみにしています)この作品は「好き」です。

昔の少女漫画みたいな感じでした。竹宮さんなイメージです。風と樹の詩…怒られるかな。だって才能あふれる美青年、ゲイ、父親との確執、フランス、パリ、戦争…ってもうまさに竹宮ワールドですよね。フランスのゴンクール賞を受賞しているそうです。(呪詛していると打ってしまった)

ハッピーエンドではないけれど、救いのある終わり方だと思いました。辛すぎて最後の数ページがなかなか読めませんでした。アルベール…幸せになれるといいですね。そしてルイーズはどんな人生を送ったのだろうか…？40年に見いだされるってどういう意味？続編があるの？そういう事ですよね？？楽しみすぎます！！

そしてそこまでの重要人物だったのからストの驚きメルランさん。映画では超かっこいい役になるんだろうなぁ…！もう映画化前提の話になっていますね。誰がやるんだろう…？カミーユ警部シリーズの映画はそんなに見たいとは思わないけれど(映画はいつ頃公開なんでしょう？ていうか、話は進んでいる…？)「天国でまた会おう」は観てみたいです。こういうのってキャスト想像するのが楽しいですよね～～。

カミーユ警部シリーズとともに続編を楽しみにしています！